2010年08月15日

自転車の現況

 もともと原形はこれである。最初のオーダーの時点で、変更してあったオプションは次の通り。

・フロント/リアハブを、シマノのDeoreへ。つまり、リアエンド幅は135mmとなった。
・ヘッドセットをChrisKing GripNutへ。
・シートポストをCaneCreekのThudbuster LTへ。
・タイヤをSchwalbeのMarathon Plusへ。

 これを、どのように原形を留めぬままパーツを変更していったかと言うと・・・

・ハンドルバーを3cmずつ切った。
・ハンドルグリップをErgon GC3(GripShift用、日本未発売)へ。
・フロント/リアシフターともに、Paul Thumbiesを用いて、シマノのバーエンドシフターであるSL-BS78に変更。
・ブレーキレバーは変更なし。
・前輪 リムはVelocity Aeroheatへ。フロントハブはシュミットのハブ・ダイナモである20Rへ。タイヤはSchwalbeのMarathon Supremeへ。
・後輪 リム、タイヤは前輪と同じ。リアハブはDT Swissの240sへ。
・ブレーキは前輪・後輪とも、AvidのSingle Digit Ultimateへ。
・ブレーキシューはスイスストップのブラックへ。
・サドルはSella San MarcoのRollsから、TerryのFly TI Saddleへ。
・シートポストをThudbusterからThomsonのMasterpieceへ。
・シートポストクランプをデフォルトからThomsonのクランプへ。
・シートポストシムをCaneCreekのものへ(予定)
・クランクセットをシマノのDura-Aceの50/34コンパクトクランクへ。BBも変更。
・チェーンをYumeya のDuraチェーンへ。
・スプロケットを・・・shimano Deore-XT Dyna-sys 10speedへ(予定)
・フロントディレイラーをDura-AceのFD7900へ。
・リアディレイラーを・・・shimano XTR シャドウディレイラーへ(予定)
・ブレーキ/シフトワイヤーもDura AceまたはXTRグレードのものへ。
・ペダルをグランジのMTBペダルからXTRの両面SPDペダルへ。

 他に、Ortliebのフロントバッグ、サドルバック、SONのハブダイナモ用ライト、Supernovaのハブダイナモ用リアライトが常備されている。近いうちに、ハンドルもドロップバーに替えるつもり。

Dyna-sysに関する覚書(主にロード用パーツとの組み合わせ)

・シマノのリアディレイラーは、MTBとロード用シフターの引き量は同じである。
・Dyna-sys 10速スプロケットは、MTB9速/ロード用リアディレイラー + ロード用orMTB用シフターを用いて変速可能である。
・Dyna-sys 10速用リアディレイラーを、ロード用/MTB用シフターで引くことはできない(引き量が異なる)。Dyna-sysの10速スプロケットを、Dyna-sysの10速用リアディレイラーを使って、Dyna-sysの10速用シフターを使って引くことは、当然可能。
・Dyna-sys 10速スプロケットを、MTB用の非Dyna-sysディレイラーで引くとき、スプロケットにスペーサーを噛ませる必要がありそう。スペーサーの厚さは1mm厚でOKそう。
・ロード用フロントディレイラーにMTB用ワイドレシオのスプロケットを組み合わせたいという場合には、SRAMのロード用低価格コンポーネントのAPEXスプロケットを使う方法もある。この場合、ふつうにシマノのロード用/MTB用ディレイラー/シフターで引ける。
・SRAMのMTB用10速コンポーネントを組み合わせるとき、シマノのシフターと引き量が違う(SRAMは1:1、シマノは2:1)ことに注意しなければならない。この場合、JTEK社のシフトメイトをワイヤーに噛ませることで引き量が調節できる。あるいは、SRAM用のリアシフターを用いる。

2010年08月01日

自転車整備の備忘録

 クロスバイクのようにロード系とMTB系のパーツを混在させる場合、その他

 1)リアディレイラーの引き量はロードもMTBも同じ。よって、シフターは共有できる。
 2)フロントディレイラーの引き量は異なる。
 3)ロードのブレーキ(キャリパー)とMTBのブレーキ(Vブレーキ)の引き量は異なる。よって、例えばドロップハンドル用ブレーキレバーを用いて、Vブレーキを制御する場合、
  A)トラベル・エージェントという引き量を調整するパーツを入れる
  B)TEKTROのRL520というVブレーキ用のレバーを用いる
 4)ロードバイクではフロントのOLD(オーバーロックナット距離)は100mm、リアは130mm。MTBではフロントは100mmだがリアは135mm。その5mmの差で何が発生するか。
 ロード用のボトムブラケットはJISならシェル幅は68mm。MTBの場合、73mmが標準で、68mmの場合、スペーサーを噛ませて対応する。
 では、ロード用のクランク(BB)を、135mmのOLDを持つ後輪(スプロケット)と組み合わせたら? ロード(68mm)とMTB(73mm)のチェーンラインは約5mmだけ異なることになる。よって、理論的には前輪(チェーンリング)と後輪(スプロケット)の間に「ねじれ」が発生し、チェーンの回転はスムーズでなくなり、リアディレイラーの変速性能は落ちるはずである。
 解決策は・・・ロード用のBBに、2.5mmスペーサーを二枚噛ませて、73mmのシェル幅としてチェーンラインを補正することである。しかし、その場合、クランクのシャフトの長さが足りないのではないか、という問題が発生する可能性がある。ロード用クランクのシャフトは、当然68mm(あるいは70mm)に合わせて作ってあるからである。5mm足りなくなるわけである。
 実験してみた。正確には2.5mmではなく、1mmx2枚のスペーサーを、BBの両側に挟んでみた。4mmチェーンラインが広がり、BBの幅は72mmとなる。シャフトは4mmだけ短くなる。何とか、反対側のクランクアームは、シャフトに嵌まるようである。しかし、最後にはめる「フタ」が嵌まらない。しょうがないからこれはセロハンテープで貼り付けることにした(笑)。
 5)ボトムブラケットおよびペダルのトルク管理について。東日のトルクレンチ、MTQL40Nを自転車のトルク管理に使っているひとは多いと思うのだが、このトルクレンチの欠点は、逆ネジに対応していないことである。
 しかし、何とこのような方法で、逆ネジ対応にすることができるのだ。ヘッド部をよく観察すれば気付いたかもしれないが、なるほどね。。。
 この方法、東日でもっと宣伝すれば、このトルクレンチもっと売れる気がする。なぜなら、自転車でトルク管理が必要な箇所で、逆ネジになっている場所が二つあるからだ。すなわち、ボトムブラケット(イタリアンは左右とも順ネジだが)とペダルである。MTQL40Nで逆ネジが使えるならば、他のトルクレンチは必要ない。それに気がついたのが本日で、あやうく逆ネジ対応のシグネットのトルクレンチを買い足すところだったよ。

2010年07月30日

送料

 このところ、さまざまなパーツ類を海外通販で買いまくっているが、ひとつ気付いたことがある。それは、

「送料」

 である。

 何を送るかにもよるけれども、たいがい外国から日本へ何かを送ってもらおうとすると、日本円にして4,000円ほど取られる場合が多い。これはアメリカ、ドイツ、イタリア、フランスほとんど変わらないようなのだが、明らかに他国よりも国際便の送料が安い国がある。

 そう、イギリスである。

 自転車で言うとWiggleとか、ChainReactionCyclesとか、そういった通販の大手が育つのは、この安い送料に支えられているのだろう、と想像する。

2010年07月29日

織田作之助

 このところ、通勤時間が短くなったうえに、自転車通勤をはじめて、おまけに自宅では自転車整備のための知識を仕入れるために、ほとんど本を読まなくなってしまった。十月からはいろんな意味で読書に費やす時間が多くなるだろう。

最近の購入
 フィリップ・ショート「毛沢東 ある人生(上)(下)」白水社
 宮本省三「リハビリテーション身体論」青土社
 ケン・ビンモア「ゲーム理論 一冊でわかる」岩波書店
 森嶋通夫「なぜ日本は没落するか」岩波現代文庫
 李良枝「刻」
 中上健次「水の女」
 椎名麟三「深夜の酒宴・美しい女」以上講談社文芸文庫

最近の読了
 織田作之助「六白金星・可能性の文学」岩波文庫 B1

 織田作之助はよく太宰治、坂口安吾とひと括りにされることが多く、また確かに彼はその二人の文学を高く評価している。ただ、彼の文学は、他の二人と明らかに一線を画した、というか、性格のちがうものになっている。それは、あくまで彼が「大阪」という土地に密着して作品を書き続けたことにあるように思われる。

 文芸評論的な読み方はいろいろあろう。しかし、あくまで一般読者として、筋を追うことを中心とする素人的な楽しみ方をする場合、作者の「目線の低さ」はこころ温まるものがある。たとえそれが小説作成のためのポーズに過ぎないのだとしても。
 

2010年07月28日

死刑執行

 死刑廃止論者の前参院議員、現法相の千葉景子氏が、死刑執行に踏み切ったことは、いわゆる「政治的判断」なのだろう。どのような政治的な圧力が彼女にかかったのかはわからない。

 しかし、はっきり言えることは、これで千葉景子氏自身の政治生命は完全に終わった、ということである。死刑執行が民主党政権にとって支持率を上げる要因になると思ったのであれば、現執行部の底の浅さも知れたものである。

 やっぱり自民党に政権を戻すべきか?

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2010年07月25日

スプロケットのガタ

 自分で組んだホイールにスプロケットを取り付けてみたが、どうもガタが出てうまく付かない。どしてだろう?

 と思ってもともと使っていたshimano Deoreハブにもう一度スプロケを戻してみるが、今まで気付かなかったが立派にガタが出ている。あれ?????

 原因は、

「8 or 9速用のハブに10速用スプロケを取り付けたから」だった。

 その場合、「ロースペーサー」というスペーサーを取り付けなければならなかったのだ。

 明日は買いに行けないから、明後日買いに行かないと。。。

2010年07月24日

トライアスロンはなぜ鉄人スポーツなのか

 そんな疑問を持つ人間は、自転車に乗ったことのない人間である。

 前にも書いたが、雲取山への主なルートは次の通り。

1)三峰口からアプローチするもの
 伝統的には三峰神社経由で、霧藻ヶ峰〜白岩山〜芋ノ木ドッケへ至るもの。バリエーションとして、大血川渓流釣り場から大陽寺を経て縦走路へ出ることもできる。

2)奥秩父縦走路からアプローチするもの
 これは、もちろん飛竜山からずっと縦走することもできるのだが、それよりも奥多摩湖畔のお祭から後山林道経由で三条の湯へ入り、そこから三条ダルミから縦走路へ合流するコースが取られることが多いだろう。

3)石尾根を経由するもの
 奥多摩駅からずっと石尾根を歩くだけでなく、代表的コースの鴨沢〜七ツ石山のコースもここに含まれる。

4)長沢背綾を経由するもの
 酉谷山や天祖山。タワ尾根などを経由するコースがここに含まれる。もっともチャレンジングなコース。

5)日原谷を経由するもの
 日原林道沿いに日原川を遡行し、尾根または沢沿いに雲取を目指すもの。野陣尾根を登る富田新道、大雲取谷沿いの大ダワ林道、唐松谷沿いの唐松谷林道の三つがここに含まれる。

 筆者はここに挙げた大部分を歩いているが、一般的には鴨沢からの往復が雲取への最短コースとして知られている。しかし、「登山口からの」最短コースという限定を付ければ、じつは5)のコースが最短なのである。しかし、このルートに人影は少ない。それは、日原林道に入るには、自家用車が必要なのである(タクシーは、日原渓流釣り場までしか入ってくれない)。

 では、奥多摩駅から自転車でここまで入ってみてはどうだろうか。誰もが考えそうなことではあるが、ネックが二つある。ひとつは、距離と標高差だ。奥多摩駅の標高は343mであり、到着点である、日原林道から富田新道が分岐してゆく地点の標高は980mくらい。距離は16.5kmである。これがどのくらいきついのか・・・
 もうひとつのネックは、日原林道の道の状態である。日原林道は渓流釣り場のところが起点となっている。そこからしばらく進むと天祖山の東側を走る孫惣谷(まごそうだに)林道を分岐し、そこから日原川沿いに天祖山の南側を走行するようになる。この孫惣谷林道までは未舗装路でも比較的整備されている(トラックの運行があるため、大きな石は排除されているのだろう)が、天祖山登山口を過ぎてしばらくすると、道はとたんに悪くなる。ここ、まともに走ると、かなりの自転車がパンクするだろう。


 さて、いかがなものだったか。ずばり、ここをみていただくのが一番早いと思う。まず、行きは東日原まで36分。標高差150mを考えれば、まあまあのペースであろうか。孫惣谷林道までは何とか自転車に降りずに来ることができたが、ここからはさすがにきつい箇所は降りて自転車を押して歩いた。東日原から富田新道分岐までが8kmで、55分で到着している。平均時速8.7kmは、なかなかよいタイムであると思う。問題は、9時8分にここに到着したときには、すでに疲労困憊していたという事実である。これは、炎天下にハードなアクテビティを行ったため、かなりの脱水状態を来していたからだろう。富田新道は標高1700mくらいから傾斜が緩やかになり、針葉樹の原生林地帯を通過してゆくが、この美味しいポイントを十分に味わうことができなかった。小雲取山を過ぎるころからだんだん元気になってきたが、脱水がよくなってきたからだろうと思う。しかし、何と登山口から2時間3分で雲取山へ登頂できている。ここが最短コースであるゆえんである。

 帰りは、大ダワ林道が崩落のため通行禁止になっていたので(死者が出たらしい)唐松谷林道経由で戻った。けっこう飛ばしたつもりなのに1時間54分かかっているのは、何のことはない、富田新道の方が短かったからである(4.81km、唐松谷林道経由だと雲取まで8.05km)。この林道は、唐松谷に出るまでは急降下してゆき、唐松谷に出た後は延々とトラバース道が続いてゆくという単調な道である。特別な理由がない限りはエスケープルートとして使うくらいで、富田新道を往復したほうがよいだろう。ここを歩いている途中で雷と夕立(というには早い時間だったが)、そして雹が降ってきた。下山したときにはすでに止んでいたので、一時間くらい続いたのだろうか。

 さて、特筆すべきは帰りの奥多摩駅までのサイクリングである。孫惣谷林道分岐までの日原林道の下りはまさにダウンヒル競技状態であり、とてもスピードが出せたものではなかった。ここまでの平均時速が10.2km/hr, 4.61kmの道のりである。ここからは同じ未舗装路でもぐっとよくなり、スピードを出すことができる。東日原までの2.28kmの平均時速は18.8km/hrである。東日原から奥多摩駅までは意外に時間がかかり、24分であった。かなり本人はスピードを出したつもりだったのだが、登りが意外に健闘したということだろうか。奥多摩駅到着が14時38分だから、雲取山日帰りとしては例外的に早い到着であっただろう。

2010年07月08日

北日高縦走入門(5)

 ここで、「正解」は、残雪がない時期なら、眼下の七ッ沼カールへ下降して、そこにテントを設営してしまって、荷を軽くして幌尻岳へ往復してくることである。ただし、戸蔦別岳山頂から幌尻岳山頂までの往復をすると、六時間。それなりに時間がかかることは覚悟しておかなければならない。

 では残雪期には? 実は雪があると七ッ沼カールへの下降ができない。できないことはないが、滑落を覚悟せねばならない。実際、筆者はここで数回滑落した。なので、二日分の水を1793mこるから北戸蔦別岳のテント場まで運び、そこにテントを設営して、そこから身軽になって幌尻岳まで往復する、というプランの方がいいと思われる。もちろん、北戸蔦別岳からチロロ川へ下ったり、幌尻山荘から額平川ルートで下ったり、南へ直進してニイカップ・ポロジリ山荘を目指す、という場合には、そのまま山頂アタックの後、下山してしまったほうがいいだろう。

 残雪期、もし七ッ沼カールへ降りてしまった場合には、無理をしても戸蔦別岳〜幌尻岳の肩の間の稜線へ上がるべきである。戸蔦別岳から神威岳までの北日高主稜線には、道はない。またカールから北日高主綾線へ上がる道筋は、熊と遭遇する確率が非常に高そうである。何とか急峻な斜面を這い上がって登山道のある稜線へ抜けるべきだ。もし、北日高主稜線へ上がり、戸蔦別岳まで戻ろうとすると、標高差350mを抜けるのに、三時間はかかってしまう。

 交通の関係で、最も帰りやすい手段は、もとの伏美岳登山口へ戻ることである。その際に気をつけなければならないことがある。北戸蔦別岳からピパイロ岳への稜線上で、1793mテント場コルへ降りる直前の1967mピークにおいて、山頂から北の1857mピークに向けて、明瞭な道がついている。この道は、想像するに1623mピークから、チロロ川側へ下りるルートであろうが、もちろん地図にはない。悪天下にピークへ登頂した場合、誤ってこのルートへ入る可能性が極めて高い。ピークでは必ずコンパスにて方向を確認したい。

 けっきょく、筆者がいいたいのは、

・決して楽なコースではない
・2泊3日で歩くのはちょっと無理
・残雪期に七ッ沼カールへ下降するのは十分に気をつけよう

 というくらいだろうか。

2010年07月07日

北日高縦走入門(4)

 伏美岳からピパイロ岳までの稜線の展望は期待できない。稜線上はハイマツや潅木に覆われているため、それを避けるために斜面に道がついている場所が多く、歩きにくい。雨の日などはかなりスリップしやすく、歩行速度はさらに遅くなることを想定しておかなければならない。ピパイロ岳までの間に顕著なコルが二箇所あるが、ピパイロ岳に近いほうが水場のあるコルである。ここはテント場になっているが、伏美岳山頂ちかくにも一張りくらいのテントを張るスペースは存在する。

 ピパイロ岳も伏美岳と同様に展望はよい。このあたりから北日高らしい、やせた急峻な尾根道になっていく。筆者が九月に訪れたときは、繁殖期だったのかナキウサギの姿をみかけることができた。登山地図に記載は同様にないのだが、伏美岳山頂と同様に、ここにも山頂をちょっと過ぎたスペースに一張りくらいのテントを設営できるスペースはあり、実際に筆者は三日目の泊まりをここにした。

 ピパイロ岳からは戸蔦別川の源流を弧のように巻いてゆくことになる。ここから1911mピークを過ぎて、次の大きな1793mコルを多くの場合テント場に選ぶことになろう。チロロ川源頭からの取水が容易であるからである。水場へのルートは明瞭でよく踏まれている。しかし、往復30分みておく必要がある。ここの水場はエキノコッカスに汚染されている可能性は少ないように思われる。もちろん確証はないから、フィルターを使うなり煮沸するなりしたほうがベターだろう。

 ピパイロ岳から1911mピークを望む。ここから稜線は左へ旋回してゆく

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 1793mコルのテント場から。左は1967mピークから派生する尾根の1857mピーク、右の双耳峰はチロロ岳とチロロ西峰だろう

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 戸蔦別岳からの北日高主稜線。左側の稜線の高まりはエサオマントッタベツ岳だろうか

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 この水場の次には1967mの無名峰が待っている。テント場から見上げるとかなりのハードな登りであることが予想されるが、実際に登ってみるとそうでもない。標高差が170mしかないのだから当然か。1967mからは展望のよい尾根道である。ピークの位置は枝尾根の出方から容易に同定できるが、思ったより距離がかせげていない気がするだろう。1856mのピークにはテントを張れるスペースがあるが、水がないから一般的には適さないだろう。ここから北戸蔦別岳までの間も随分と遠くに感じる。北戸蔦別岳の名標はこれも随分遠くから見えるのだが。

 北戸蔦別岳にもテントを張れるスペースがある。筆者が到着したときには実際一張りツェルトが設営してあった。ここからはチロロ川へ下るルートが分岐している。そしてそのルートの途中には水場もあるために、チロロ川に沿って走る林道から登った場合、格好のアタックキャンプとなりうる。ただし、数張りのスペースしかないが。

 ここから戸蔦別岳まではまもなくであるが、途中の小ピークを過ぎたところで幌尻山荘からのルートに合流する。ここから道は若干よくなり、ハイマツがカットされている。戸蔦別岳に至ると、ようやく眼下に七ッ沼カールが見えてくる。

 七ツ沼カールと太平洋

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