なかなかメガネに慣れずに、常に首筋が凝っている状態で日々過ごすのはたいへんだったりする。
昨日購入 なし
昨日読了
「憲法論争」NHK編 B
内田樹「ためらいの倫理学」 A
「憲法論争」は内閣法制局長官をながく務めた林修三氏と江藤淳氏、色川武大氏、そして憲法学者の小林直樹氏をゲストに迎えたかなりむかしの討論会。ただ、ここでの議論が30年経った今でもそのまま通用してしまうのはいかがなものかと。つまり、今の憲法改正(改悪?)にかんする議論の論点は、もうそのくらい前に完成していた、ということ、これは気をつけておく必要があろう。つまり、論点自体は出そろっていたけれども、日本人は全体としては「改正」という選択肢を選ばなかった、ということだ。それが賢明な選択であったのか、そうでなかったのかをまず検討すべきではないだろうか。
内田樹の代表作はやはりこの一冊にとどめを指す、というべきだろう。換言すれば、本書以降の著作はほとんどこの本の焼き直しである。これは著者自身もはっきり意識していて、「読者が期待する内容を繰り返すのがファンサービスというもの」だと明言している。逆に、著者のファンでないかたには本書一冊で十分だ、という意味だろう。