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一眼レフ

 デジカメとは何のためにあるものだろうか? 繰り返しになるが、やはり「写真を撮りたい方が購入する」モノではなくて、「買うと写真が撮りたくなる」アイテムだとおもう。そのほうが、資本主義というシステムに合致している商品といえる。つまり、はじめに撮影したいという欲望があるのではなく、ある商品を購入することで、新たに撮影という欲望が購入者に生じるのだ。そうでなければ、爆発的な売れ行き(ケータイも含めて)は説明ができない。
 さて、購入後にいろいろデジカメについて調べてみた(笑)。あとの祭りだという説もあるが、購入して以前の機種に比べて大幅な性能向上を目の当たりにして、もう一度最近の技術の進歩について知りたくなったのだ。情報源としては、AllAboutがよいと思う。以前は、もっぱらここを見ていたのだが。
 その結果わかったのは、
・一眼レフが圧倒的なノイズの少なさを誇るのは、撮像素子が大きいから。画素数はあまり関係がない。
・むかしはCCDの方がいいということになっていたが、いまはCMOSが復権しつつある。むしろ、CMOSを使用したキャノンの一眼のほうがノイズは遙かにすくない。
・素子面積のすくないコンパクトカメラで、しかも広角レンズを搭載している場合は、被写体深度が深い。つまり、焦点が広い範囲に合いやすい。逆に、焦点を特定の物体にのみ合わせて、他をボケさせる、という技は使いにくい。
 などなど。
 ということは、今の程度のノイズは、コンパクトカメラとしてはやむを得ないのだな、ということ。でも、もともと被写体深度が深いのだったら、露出の調整で、F値(絞り)を変えることに、あまり意味がないような気がするのだが、気のせいだろうか。もっとも、マクロ機能を使って、被写体に思い切り接近した場合には、絞りを全開にした場合、綺麗なぼけを得ることができるらしい。花を撮影するときに使えるテクニックである。
 また、Raw Data(デジカメで加工される前のデータ)を記録できるので、それを使って現像作業を行ってみたが、改めてGR digital自体の撮影エンジンの優秀さを実感した。通常の使用では、Rawデータを記録しないで、JPEGだけの記録で十分なようだ。不安な場合、露出や色温度をずらして三枚連続で撮影するオートブラケットという技もある。

 でも、いろいろ調べて、やはり一眼レフが欲しくなったのだった・・・GR digital自体は、大変優秀なカメラだと思うけれども。
 こういうのが資本主義の魔力なのであった。

昨日の購入
 ブルデュー「資本主義のハビトゥス」藤原書店
 山室信一「日露戦争の世紀」岩波新書
 カレル・チャペック「ロボット」
 井筒俊彦「意識と本質」以上岩波文庫

 ということで、資本主義についてお勉強しましょう。他の基本書は、いうまでもなくマックス・ウェーバーの「資本主義とプロテスタンティズムの精神」だ。他に筆者が推薦するのは、ブローデルの大著「物質文明・経済・資本主義」。

昨日の読了 なし

>山村さん

 うーん、それは価格がちがいすぎて移行の理由にはならないんじゃないかな。三万円くらいのデジカメだと、撮像素子がさらに小さいし、画素数も少ないからどんなにがんばっても同価格の銀塩よりも画質は落ちてしまうでしょう。
 問題なのは、7万円から10万円くらいの「高級コンパクトカメラ」と一眼レフのどちらを買うかという選択でしょう。画質が気になるひとは一眼にすればいいし、携帯性を重視するならコンパクトでいいのでは。
 GR digitalは、腰のベルトにソフトケースを付けられるので、歩行中に被写体があれば、撮影までに数秒あれば撮れますね。そういうところは、一眼レフとは比較にならないと思います。
 カメラを構えてゆっくり撮る時間があれば、一眼レフにしたいところですよね(山岳写真とか)。

 買い替えを考えるとすれば、二、三年経ってからだと思いますが、そのくらい前のコンパクト機だと今の5万円以下のものと比べても全然違いますよね。10万円以下で一眼レフが入手できるとすれば、そちらに走ってもおかしくないかもしれません。
 わたくしの前機種はニコンの一体型最上級機でしたが(300万画素)、今のGRとは雲泥の差です。

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コメント (2)

michiaki01:

それにさ、3万円くらいまでのカメラだと、アナログとディジタルで比べると、多分、色や明暗の再現では、まだディジタルが劣るように思うけど、そういうことも、一眼へ移行する動機になるだろうね。カメラによるのかもしれないけど。

michiaki01:

いやーでもね、一眼のエントリーモデルの購入層って、結構アナログのコンパクトを使っていた層だと思う、おそらく。

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2006年01月29日 10:38に投稿されたエントリーのページです。

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