イージス艦が漁船と衝突するという痛ましい事故が起きた。漁船の乗組員父子はまだ行方不明のようだ。生存の可能性はすくないだろうが、無事を祈りたいとおもう。
この事故を知って、「イージス艦って、ひょっとして北○鮮の不審船の攻撃には弱いのでは・・・」とおもった方はすくなくないとおもうが、筆者が真っ先に思い浮かべたのは、日本が誇る、世界初のある海洋兵器のことである。
その名は、震洋。
モーターボートに爆薬を積んで、そのまま体当たりするという兵器であった。当時はまだレーダーの発達が十分でなく、哨戒は人間の目視に頼るところがおおきかったから、多くは船舶に近づく前に機銃で撃沈されてしまったようだが、今のような電子機器全盛の時代においては、木製ボートの威力は相当なものであるにちがいない。
ハイテクの時代においても、人間の五感による診察が不可欠の基本になる、という意味では、医療の世界と相通ずるともおもったのであった。