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TFCC損傷(4)(冷湿布と温湿布について)

 湿布なんてどうでもいいと思っていたけれど・・・せめて今夜だけは読者のために解説を加えよう。

 冷湿布の主成分は、清涼感を与えるためのL-メントールと、消炎成分であるサリチル酸メチルである(!)。この極論が正しい理由は、実際に「MS冷シップ」などという製品が存在するからだ。最近では、さまざまな非ステロイド系消炎鎮痛剤(NSAIDs)を加えたシップも登場している(というか、そちらが多数派)。

 これに比べて、温湿布とは、トウガラシの主成分であるカプサイシンまたはカプサイシン誘導体であるノニル酸ワニリルアミドを配合した貼付剤である。カプサイシン類化合物は、もともと皮膚の血流増加によって、温感を与える目的にて配合された。

 さて、TFCC損傷による疼痛は、あきらかにその外傷だけでは説明できず、CRPS Type 1の要素を含むと考えられる。そして、CRPSの疼痛に対して、カプサイシンの局所製剤は効果をもたらす可能性がある(一定しないようだ)。日本では、カプサイシンクリームは入手できないから(これは、変形性関節症や関節リウマチなどの関節痛にも有効性が期待できる製剤である)、これらの温湿布が代用できる場合がありうる。と考えて、ノニル酸ワニリルアミドが配合されているフルルバンというシップ剤を貰ってきたのだが、どうも化学物質過敏症の症状が出て、調子が思わしくない。そこで封印していたのだが、この数日の疼痛に耐えかねて、また使ってみた。COX-2 inhibitorであるセレコックスはほとんど効かなかった。

 フルルバン、いいようである。

 CRPSの痛みに温シップは試してみる価値がありそうだ。おそらく、皮膚の知覚神経を興奮させることで薬理作用を発揮しているのだろうから、別に患部に貼らなくてもよさそうである(でもやっぱり尺骨頭から茎状突起部に貼るよね、ふつう・・・)。

 眠れないので、あすリボトリールとアモキサン(トレドミンのほうがよい?)を貰ってくる予定である。眠れないのとやる気が起きないのも、CRPSのせい?

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コメント (1)

ぼのぼの:

やりましたね。もう当分死刑施行はないでしょう。

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2009年09月13日 19:25に投稿されたエントリーのページです。

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