厚労相と法務相にしか関心はなかったが、長妻氏の就任はちょっとがっかりである。医療と年金をひとりの大臣が受け持つなど不可能であろう。舛添氏にそれができたのは、医療に関して強力なブレイン(というより、陰の厚生大臣)がいたからである。仙谷由人氏と長妻氏のポストが逆のほうが適切な配置であったであろう。
逆に法相のほうは千葉景子氏でよかったであろう。アムネスティ議員連盟に属するこのひとが死刑執行の判を押すとは思えない。先日、NHKで国際法の権威が、「アメリカは弾劾主義だが、日本は糾問主義である」と述べていたが、これは運用であって、憲法上はアメリカ人が作った原文の日本語訳であるとことからして、アメリカと同じ弾劾主義である。このために、憲法違反が指摘されている刑事訴訟法およびその実際的な運用である刑事訴訟規則は、被疑者の人権を無視したものであり続け、冤罪の温床となっている。この現実に切り込めるのだろうか? 真の司法改革とは、刑訴法改正であり、行政裁判への裁判員制度の適用であり、そして法曹一元化であるのだが。
先日の購入
宮城谷昌光「三国志8」文芸春秋社
もう読み終えてしまった。
加藤典洋「アメリカの影」
加藤周一・中村真一郎・福永武彦「1946・文学的考察」以上講談社文芸文庫
松本清張「けものみち」
筒井康隆「家族八景」以上新潮文庫
そんなかんじのものしか読む気がしない。