« 一年の計 | メイン | MacMiniプチ改造 »

PowerBall回せた+初登りの巻

 手首のリハビリ用に買ったPowerballがようやく回せるようになった。これ、結構握力いるよ・・・

 去年の登り初めは九鬼山であった。ほとんど道志山塊の山には行ってしまった気がする。高川山にはまだ行っていないがあれは分類上は大菩薩山塊になるだろう。今年は、「温泉に入れる山」に行こうと思っていた。温泉、いろいろあるがあまり混んでなくて清潔なところがいいなあ、と思っていた。今までで好印象を持っている温泉としては名栗川の「さわらびの湯」がある。ここはボーリングで掘られた温泉だから、天然温泉ではないが、清潔感がある。場所柄あまり混まないのだろう。そしてここへ入るためのルートは、奥武蔵の蕨山か棒ノ折山を経由するルートとなる。そういえば、前に棒ノ折にE-500を持って行って、感度不足で敗退した経験がある。今回、明るいレンズ(F2.0)と5段分手ブレ補正のあるE-3なら行けるだろう、と思い、棒ノ折を再訪することとした。

 単に棒ノ折に行くだけなら三時間ハイクである。なので、奥多摩、それも高水三山とではなく、日向沢ノ峰に連なる埼玉=東京県境尾根を縦走することとする。そして日向沢ノ峰に出るためには、鳩ノ巣〜本仁田山〜川苔山のコースにするか、蕎麦粒山経由にするか迷ったが、この酉谷山・芋ノ木ドッケに連なる長沢背稜東側のピークのうち、まだ踏んでいないのが蕎麦粒山だったので、ここに直接アプローチのできる鳥屋戸尾根経由で登ることとした。

 東日原行きの7:25発のバス(6時台を除けば、23区内からアプローチできる初バスである)に乗ると、もっとも降車数の多いバス停は、意外なことに終点の東日原ではなく、川乗橋バス停なのである。ここからは石尾根方向へ登ることはできず(できるのかもしれないが川乗橋バス停からは橋の関係で不可能である)、ここを降りた乗客はほとんどすべて百尋の滝から川苔山へ向かうことになる。筆者の目的は川乗橋バス停からすぐ左側の尾根に入ることである。この蕎麦粒山へ突き上げている尾根が鳥屋戸尾根である。

 むかしのガイドブックをみるとここは「バリエーション」と書いてあるが、ちゃんと取り付きに「蕎麦粒山方面」とか書いてあるし、一般ルートに昇格した感がある。下山時に迷いやすい場所にも指導標がある。また上流の縦走路との合流点にも「鳥屋戸尾根 川乗橋」とあるから、もうバリエーションとは呼べない道となっている。

 尾根に上がって、植林と自然林が交互にあらわれる道を(結構急だ)上がってゆくと、二時間ほどで笙ノ岩山である。ここまで、一箇所だけわかりにくいところがあるが、迷いそうになったら基本的に尾根筋を行くのが正しい。見通しはそれほどよいとは言えないが、樹間より時折左手に石尾根が、右手に川苔山が望見できる。

 笙ノ岩山を過ぎてしばらくすると前方に長沢背稜が見えてくるが、距離はそれなりにあり急がない方がよい。地形図から想像できるが、それほど登り返しはきついものではない。一時間ほどで縦走路との合流部に着く。ここから蕎麦粒山山頂まではほんの数分である。蕎麦粒山は写真からわかるように眺めが良い山頂である。ここでひとりの男性にはじめて逢う。

 ここから東方面の下山路を取る。この道でよかったのだが何となく逆方向を歩いているような気持ちになってしまい、右側(=南側)の縦走路に降りて反対方向へ歩いてしまった。もう何かこのあたりでは地図とコンパスを見ても自分の現在位置が把握できていなかった。それは当たり前で下山路にいるうちにきちんと方向を確認していなかったからなのだが。そしてこの縦走路を引き返しているうちに、トヤド尾根と踊平(=川苔山)方向が逆になっている道標を発見してパニックに陥るわけだが(大げさ)、この地図をあとからみれば当たり前なのだ。

 このあたりの地形図は間違っている。で、この南面の縦走路はどうやら主脈縦走路には東側で繋がっておらず、蕎麦粒山の東側の二つのピークに沿って下降していくようなのだ。しかも二つのピークのうち、西側のピークの尾根には道がない(地形図では道があるように書いてある)。それがこの尾根を乗り越える時に筆者が混乱した理由である。しかし、次のピークから派生する尾根に縦走路が降りてゆくときにはさすがに間違いを悟り、強引にピークに登り、尾根上に出たところ、蕎麦粒山からの縦走路に合流した。たぶん、これが正しい地図である。

 ここまで来ると防火帯上の道は迷うことがない。しかも、<<秘峰>>有間山への道も、筆者が今回取った県境尾根の道も、しっかり道標がある。県境尾根の道は送電線鉄塔の保守路であり、メジャーな道ではないのだが。
 この道、かなりアップダウンがあり、しかも北(東)向きなので残雪があり、下山路に取るのは大変だ。いくつか踏み跡があったが、すべて筆者と反対側の方向であった。
 ところどころ樹間に有間山と川苔山が見える。無雪期に登ればかなり雰囲気のあるいい場所である。かくして、棒ノ折山へ。

 帰りはE-3でしっかりリベンジしてきた。30日の転倒に懲りて、アイゼンを装着したが全くの杞憂であったようである。しかし、のんびり歩き過ぎて、せっかくの「さわらびの湯」には間に合わず。例によって写真やルート図はpicasaに載せてある。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://out-of-date.info/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1317

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2010年01月03日 21:08に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「一年の計」です。

次の投稿は「MacMiniプチ改造」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。